不動産競売って何?
不動産競売は、不動産を担保として債権者(金融機関など)から借り入れをした人や会社がローンの支払いができなくなり、債権者が裁判所に競売の申し立てをすると、裁判所が一般の人々に広告し強制的にその不動産を競売にかけ、その売却代金から債権者に返金する方法です。
競売で不動産を購入するメリットは?
ズバリ、価格です。不動産市場の相場よりもかなり安い価格で購入することができ、以前は不動産業者による仕入れ(再販目的の購入)による落札が大半でしたが、現在では法改正も進み一般の人も参加しやすくなりました。とはいえ、占有者がいる場合の退去方法など一般の取引とは異なる手続きが必要になることから、一般社団法人不動産競売流通協会の正会員である弊社にサポートを依頼される方が安心して入札に参加することができます。また、物件調査に費やす労力と時間の節約にもなりますので、普段お仕事をされている方には最適です
競売で不動産を購入するデメリットは?
1.建物の内部を見ることができない
競売不動産は現在の所有者が実際にお住まいになられていることが多く、建物内部を確認することが難しいとお考えください。お安く購入できる分、何かあればご購入者様のご負担になります。ただし、近隣を調査したり、ご近所の方から聞き取り調査することは可能です。弊社のサポートにはそれらの調査も含まれておりますので、是非ご利用ください。
2.立ち退きが必要な場合がある
競売物件には占有者がいる可能性があります。賃借人がいる競売物件を収益物件として利用する場合は別ですが、他のケースでは立ち退きが必要になることもあります。トラブルを回避するため、占有者がいる場合は細心の注意を払って明け渡し交渉や法的手段を取らなければならないので、日々のお仕事を持たれている一般の買主の方には非常に大変な作業です。弊社では、弁護士の助言を受けながらお客様に代わり立ち退き交渉をすることもできますのでお気軽にご相談ください。
3.瑕疵担保責任がない
瑕疵とはキズのことで、一般の不動産売買で瑕疵が発見された場合、買主は売主にその責任を追及することができますが、競売不動産の場合、買主は損害賠償を請求したり、契約の解除を要求したりすることができません。お安く購入できる分、全て自己責任なので慎重に購入する必要があります。
4.競売物件について基本的な情報しかない
競売物件についての説明は、現状調査報告書においてされていますが、内容に不備や記載漏れがあったとしても現状が優先され、全て買主の自己負担ということになりますので、その情報を鵜呑みにせずに読み解くことが必要になります。弊社では専属の競売コンシェルジュが、必要に応じ、執行官への問い合わせ、該当官公庁へ出向いての情報収集、現地調査、周辺で聞き込み調査などをしてプラスアルファの情報を取得し、お客様をサポートいたします。是非お気軽にお問い合わせください。